お初ネタも!つながわ院長整形外科トークライブ VOL.2(ゲスト:前田日明、和田良覚)~【後編】~

【後編】の記事更新が4ヵ月遅れとなり、申し訳ない。

以前も3~4ヵ月遅れの記事更新があったもんで、大目に見てくんなまし。

前田日明RINGS総帥のおかげで和田さんは自信を持ってレフェリング

つながわ院長
前田さんのところ(=OUTSIDER)から別れて(RIZINに行って)、チャンピオン(堀口恭司選手)を倒してというのは、朝倉…。
前田日明総帥
朝倉海選手の方。
和田良覚さん
海選手の方ですね。全然(実力が)あったですね。OUTSIDERでは、大体面倒くさい(=試合結果如何によってセコンドや応援団が派手に出てきそうな)試合は僕がやるんですよね、前田さん。他のレフェリーがやると、危ないんで。見切り(=試合決着)をつける時は、大体ヤバい時は僕がやるんですね。で、(朝倉)未来選手とか海選手は(格闘)センスがあるわけですよ、不良といっても。他の選手が強いといっても、そんなに強いわけでもないし。だから僕が、未来選手と海選手に言ったのは「お前ら、絶対に遊ぶなよ。”蛇の生殺し”みたいなことは絶対にするな!決めるなら速攻で決めてくれ。」と。「決めるなら、パッとやってくれ、危ねえから。」とよく彼らに言ったっす。「危なかったら、俺が(試合を)止めちゃうから。」
つながわ院長
それで、前田さんがドクター権限をくれたんですよ。「(試合中に)これは危ないと思ったら、赤い棒を(リング内に)投げてくれ」と(前田日明RINGS総帥から説明があった)。それでもう、(試合で)怪我人が減りましたよね。(和田さんはレフェリングの際に)迷うことはあるんでしょ?
和田良覚さん
あります、あります。僕はハッキリ言うと、レフェリーってなりたくてなった職業じゃないですよ。だって、選手たちの生命と人生を預かっちゃうわけですよ。イヤじゃないですか、そんな責任者(になるの)、責任重大じゃないですか!他人の人生を左右しちゃう。俺、なんで(レフェリーを)やっちゃったかな。で、ハッキリ言ってやりたくないまま(レフェリーを)やってたんですけど、でもそうは言ってられない。RINGS(の試合)で(レフェリーとして)自信がない時に、よく前田さんから「いいからお前、自信持って(レフェリーを)やれ!(お前の)ケツを持ってやる(から)!」ってマジで言われたんですよ。そういうふうに言ってくれる人が(それまで)いないわけっすよ。いくら自分の思った通りにちゃんとやりなさい、自身持ってやりなさい、と言ってくれたのが前田さん。まあ、僕は随分と前田さんに助けてもらって。ハッキリ言うと、その当時僕はそんなに(レフェリングが)上手じゃなかったです。でやっぱりフリーになってから独りになってからです。そっから(レフェリングの)勉強をして、上手くは実際なったんですね、場数を踏んだから。でも(悩んでいる時に)助けてくれたのは前田さん。(現在)僕は、若いレフェリーにも(前田さんから言われたことと)同じことを言います、「(君たちの)ケツを持つから、自信持って(レフェリーを)やれ!」。前田イズムなんです、完全に今僕があるのは。本当にそういう人なんです、普段はね、オッパイがでかいだの、なんだのと言ってますけど、(隣りにいる前田日明RINGS総帥に向かって)ゴメンナサイ!でもホントに前田さんはそういう方なんです。歴史も凄いわかるし、こう生き方だとか、そういうのも僕はやっぱり、皆(ひっくるめて)前田さんのおかげっていうのは常にこの業界にいて凄い思うんすよ。
前田日明総帥
(和田さんは)試合(のレフェリングを)終える度に「今の(レフェリング)で良かったっすかねぇ?」って(言ってきて)。
和田良覚さん
(その当時はレフェリングに)自信がないから、ヘッタクソで(苦笑)。
前田日明総帥
リングに上ったら、誰が何と言おうと、主催者が(何かを)言ったとしても、自分が1番(上で仕切る人)だと思って、自分がルールブックだと思って、もういかなきゃいけない。
和田良覚さん
『HERO’S』(=2005年に立ち上げられた総合格闘技イベント)の時もそうですよ、前田さんが(スーパーバイザーとして)入ってきて、(スタッフ)皆が喜んだんだから。「前田日明」っていうイメージは独り歩きするんですよ、「暴走する人だ」、「恐い人だ」って。いやいやいや、もう、兄さん怖くないよと。(スタッフは)皆、「あ、(実は)前田さんってあんなに優しい!」。(俺からすれば)当たり前だよ!(前田日明RINGS総帥は)何でもかんでもブチ切れるんじゃなく、優しいんだよ、ただ間違ったりすると恐いよ、とは(スタッフに)言ったけど、(スタッフ)皆(最初は前田日明RINGS総帥に)ビビってたから、「前田さんがケツ持ってくれるから、皆自信持って(レフェリング)やりな!」っって言ったら、皆喜んじゃって。
前田日明総帥
桜庭とリトアニアの選手(=ケスタティス・スミルノヴァス)が対戦した時に、桜庭がロープ際でバンバン、パウンドをやられて、(あのままだったら)もう少しで(桜庭選手が)失神するところだったんだよ。ほんで、(そんな危ない状態なのに)すぐに(レフェリーが試合を)止めないから、「なんで(試合を)止めないんだよ、死んじゃうぞ!」って(試合後、)担当レフェリーをやってたヤツをとっちめて。で「石井館長(空手・正道会館)いるか?」って訊いたら、石井館長はその時、席から外れていて。ほんで、レフェリーの1人から「いや、前田さんの言うのはわかるんですけど、自分らそこまで責任持たされても、1試合25,000円の手当と、交通費ただで終わりなんですよ」と聴いてビックリしたよ。「え、(たったの)25,000円!」。で(俺が『HERO’S』の)上にかけあって、レフェリー達の手当を上げたよ。

選手の生命を預かるレフェリーの待遇改善の背景には、前田日明RINGS総帥による『HERO’S』上層部へのかけあいがあった。

総合格闘技の黎明期をとっくに過ぎていたこの頃でも、このような状況だったとは。

業界のみんなが知っちゃってる!?

和田良覚さん
そう、前田さん(のかけあいでレフェリーの手当が上がったこと)にレフェリー達が喜んだっす。みんな前田さんがカバーしてくれて、本当に。そういう人なんです、前田さんは昔っから。そういうのがあったすね。いやあ、だって僕らの業界では凄いヤツがいてね、有名なヤツで。
つながわ院長
●●●!
和田良覚さん
名前、(僕は)言ってないですよ(微笑)。
つながわ院長
言ったでしょ?(笑)
和田良覚さん
言ってないですよ!僕、こう見えて前田日明と一緒です、僕、裏でコソコソ言わないです。本人の前でズバッと言うんで、はい、ホントに。まあ、結構やられましたよ、あいつには。こんなのは誌面に書いてないっすよ。まあ、他人のことを言うのは良くないから。凄かったすから。だから下の(スタッフ達)がいっぱい泣いてます。
前田日明総帥
●●●を□□□□□にしたのは俺だから。
和田良覚さん
あ、いやいやいや(苦笑)。
前田日明総帥
あれよ、あれよと(引っ張りだこになっちゃって)。なんで●●●を□□□□□にしたのかというと、あいつ(最初に所属してた団体は)なんだ?
和田良覚さん
▲▲▲▲▲。
前田日明総帥
▲▲▲▲▲が解散して、もう飯が食えないって(●●●が)言うから、かわいそうに思って「じゃあ、お前、ウチ(=RINGS)で□□□□□やるか?」って(声をかけて)。
和田良覚さん
いやあ、前田さんの優しさっすよ。
前田日明総帥
そこから(●●●の□□□□□が始まった)。どうしようもなかったけど。
つながわ院長
あいつ、(関節技などが)極まってるのかどうかわかんなかったですから。
前田日明総帥
わかんないもんな。
つながわ院長
実際に格闘技やってないから。
和田良覚さん
だって格闘技知らないもんね。こういうのは言っちゃいけないですけどね、(現在●●●は)社長だから。でも泣いてるヤツはいっぱいいたっすよ~。で、僕は頭にきて、よく(●●●に対し)もうストレートに「いいかげんしろ!」って言って、離れちゃいましたけれど。まあ、(相手に対してやってきたことは)返ってきますよ、自分に、ホントに。
つながわ院長
(本当に)返ってきましたよね、自分(=●●●)に。
和田良覚さん
まあ、もう、だって(業界の)みんな、(●●●のやり口を)わかっちゃってますもん。僕がよくPRIDEに(レフェリーで)出てる時、(僕は)別に仕切りたいわけでもないっす。レフェリーとして上に立つというつもりもないし。僕、あんまり(そういうのは)なかったでしょ?だから(そういうのを表に)出さないですよ。だから僕が(スタッフ紹介で名前が)出ると、会場がワーッてなるのを出場選手のうちの誰かがヤキモチを焼いていたらしいっすよ。僕はなんとも思っていない。(そんなことは)くだらねえって(僕が)文句を言ったんす。(そう知ったら●●●が)「アニキ~(=和田さんのこと)、俺らロートルは、若いヤツ(=レフェリー)にやらせて、(スタッフ席のさらに)後ろで見てましょうよ」って言いながら、テレビ中継の試合は●●●が中心にやっていた。そういうのをやるんすよ。今はもう(そういうのは)通用しないんで、(業界の)みんなが知っちゃってるんで。(●●●は)これだけ(=手を胸の内ポケットに入れる仕種)は上手かったっすよ、お金のなるところに対する触覚は凄いな。ある意味、凄いことです。それも才能だなとは思うけど、あとは全然(ダメ)。
つながわ院長
和田さんは本当に失敗はしてますけど…
和田良覚さん
僕が1番干されてますから。1番干されてます、業界で。ずっと前田日明さん、前田イズムだと思ってるし。
前田日明総帥
(和田さんが)女性だったら、1回関係を(微笑)。
会場
ワハハハハ
和田良覚さん
大概、9割はこんな話ばっかです(笑)。

伏せ字だらけなのはご勘弁を。

ヤバいくらい強い外国人選手相手に孤軍奮闘していた前田日明RINGS総帥

前田日明総帥
実際ね、一人でRINGSを旗揚げして、アマチュアの強豪、それも(最初のうちは)得体の知れないヤツばかりでしょ、そういうヤツらと毎日スパーリングしていると、こいつはイケるな(=活躍できそう)、こいつはイマイチだな、というのがわかってくる。
つながわ院長
前田さん、もう1回RINGSで(興行を)やりませんか? 皆さん、どうですか?
会場
パチパチパチパチ(拍手)
つながわ院長
(試合)内容とか以上にRINGSって温かかったし、選手が良かった。
和田良覚さん
僕はインター(=Uインター)にいたけど、(RINGSに来る前は)インターしか知らなかったし、インター(の選手たち)も強かったけど、RINGSの外国人選手がヤバい(くらい強い)ってのは(RINGSに来てから)よ~くわかった。よく前田さんは一人で(そういう外国人選手相手に)奮闘して、ここまで(RINGSを)作ったって本当に思いますよ。

RINGSの外国人選手たちのことを「どこの馬の骨だかわからない連中」と評した業界関係者も当時はいたが、誰が観てもRINGSの外国人選手たちはバケモノ揃いだったのは間違いない。

前田日明RINGS総帥のグルジア・ロシアでの壮絶な体験

前田日明総帥
タリエルの所に行くんで(ジョージア[当時グルジア]行きの)ボロの飛行機に乗って、トビリシ(ジョージアの首都)の空港で降下したら、急に飛行機が止まった。「あれ~!?」ってなって。(飛行機に)乗る前に地対空ミサイルが飛んでくるかもわかんないとか、戦争状態だから何が起こるかわかんないという情報が外務省のホームページに掲載されてたから、「ありゃ~、ここで(俺は)死ぬんか~」と思ってね。ほんで(空港着陸後に)飛行機から降りて見たら、(飛行中に)部品が千切れて飛んで、後ろの水平尾翼を切り裂いていて、4分の1くらいないんだよ。
和田・つながわ院長
うわ~ぁ…。
前田日明総帥
もうちょっと切れてたら、終わりじゃん。日本の場合だったら、4分の1くらい水平尾翼が切れてたら、墜落してるよ。
和田良覚さん
前田さん、よく言ってましたよね。(当時の)飛行機が古いんですよ、ロシアとかグルジアとかの旧ソビエト連邦は。(でもパイロットの)腕は空軍上がりだから上手い。
前田日明総帥
マイナス50何度の時、エカテリンブルク空港の滑走路がアイスバーンですよ。そのアイスバーンのところに’50年代の飛行機、いつバラバラになってもおかしくないくらいボロい飛行機がちゃんと着陸するんだよ。
会場
ワハハハハ
前田日明総帥
日本のパイロットだったら(そんな状況だと)、絶対にムリ。だって乗る時に足が滑るくらいの地面なんだよ、アイススケート状態なんだから。
和田良覚さん
エカテリンブルクは(当時)軍需産業の中心なんですよ。
前田日明総帥
だから、外国人でエカテリンブルクに入った第1号は俺なんだよ。
和田良覚さん
(エカテリンブルクに行った時、街の)写真を撮らせてくれなかったですもん。

現在のプロレスはルチャリブレ日本版!?

つながわ院長
最近の格闘技・プロレス界で気になっている点はありますか?
前田日明総帥
現在のプロレス界はね、なんかねぇ、ルチャリブレなんですよ、やってることが。ルチャリブレの日本版みたいな。で、動きを全て端折るんですね、正確に(技や展開を)やんない。だから受け身もね中途半端。
つながわ院長
危ないですね。
前田日明総帥
だからね、たぶん(いずれ)大怪我をするか、選手を終わった(=引退した)後で酷いの(=酷い後遺症)が出るか、どちらかだね。
和田良覚さん
危ないと言いますもんね、(選手の)みんなね。
前田日明総帥
(最近の試合を観ていると、)ヒヤッとするよね。
和田良覚さん
どうしてもほら、高山君とか三沢さんのことがあるし、ねぇ、やっぱり首が怖いね、つながわ院長先生の見地からしても。
前田日明総帥
捻りの入った危ないバックドロップって▲▲▲▲がやるようになった。で、結構(受けた選手が)失神するようになった。だからね、バックドロップをやる方は、ちゃんと相手を選んで、なおかつ相手の状況を観ておいて、ちゃんと受け身を取ろうとする意志があるか見極めないとダメなんだよ。本場のメキシコのルチャよりも日本人選手がやっているルチャ(みたいな試合)の方が危ないんですよ。
和田良覚さん
トレーナーである僕の目から観ると、身体能力が凄いのは飯伏選手ですよ。
前田日明総帥
あいつは凄い!
和田良覚さん
あいつは凄い身体能力してます。飯伏選手は腕相撲もハンパなく強いらしいですよ。バネがあって飯伏選手は凄いですよ。あれは総合やらしても結構強くなってたと思います。
前田日明総帥
俺、対談したことあるよ、飯伏と、『KAMINOGE』で。

とここまででトークライブは時間となった。

この後、前田日明RINGS総帥、つながわ院長、和田さんを中心に、ファンと一緒の記念撮影となった。

初出しエピソードが結構あり、やはりイベントにはこまめに足を運ぶことが重要だなと。

2020年も「つながわ整形外科トークライブ」に前田日明RINGS総帥が出られるのであれば、参加したい。

■つながわ整形外科・ペインクリニック
https://www.tsunagawa.com/