来たる9.21(金)東京・後楽園ホールにおいて、リアルジャパンプロレス第10弾興行『ストロングスタイル~カール・ゴッチ追悼興行~』が開催される。チケットはとっくに押さえているのだが、大会概要を知るべく掣圏真陰流オフィシャルサイトにアクセスしてみた。次の瞬間、私にとって驚くべき言葉が目に飛び込んできて、「えっ!」と思わずにはいられなかった。
リアルジャパンプロレスでは弟子・練習生は“虎の子”
これまでも何十回ともなく掣圏真陰流オフィシャルサイトを見てきた私だが、もっぱら佐山サトル掣圏真陰流創始の挨拶文やイベントスケジュール、佐山サトルOffiialブログ等、テキストコンテンツばかりに目がいっていた。
今回タイガーシャークの顔写真が視界に入ってきたので、その並びにある他の顔写真もザッと見ていったら、おお、虎の子
が掲載されている! 虎の子
かあ…。
後楽園ホール興行でよく目にするリングサイドで雑用やら観客の避難誘導やらをしているデビュー前の若手たち。その彼らのことをリアルジャパンプロレスでは虎の子
というのを初めて知った。もう2年以上リアルジャパンプロレスを観てきているのにもかかわらず、恥ずかしながら今頃気づいたのだった。
ライダーマンを連想させる“虎の子”マスク
デビュー前の若手たち、すなわち弟子・練習生たちは虎の子
といわれるだけあって、やはり虎のマスクを被っている。だが佐山サトルの初代タイガーマスクと異なり、猛々しいマスクではない。耳がついておらず、顎が丸見えの“半被り”仕様マスクなのだ。その顎丸見え状態は、さしずめ「ライダーマン」を連想させ、30歳後半から40代の方ならこの例えで何となくおぼろげながらイメージできるかと思う。
ライダーマン(©石森プロ)
ショッカーの戦闘員も連想させる“虎の子”たち
そんな正義の味方っぽい仕様のマスクを被っている虎の子
だけど、興行においてはむしろ「ショッカーの戦闘員」チックに見えてしまうから不思議だ。ユニフォームとしての団体Tシャツが組織構成員そのものの統一感を醸し出し、虎の子
マスクとの相性ピッタリで、いかにも下っ端なのだ。まあ、弟子・練習生だから下っ端に見えて当然。そういう意味では身分にピッタリのマスクともいえる。
この虎の子
の中から将来リアルジャパンプロレス、ひいてはマット界を背負って立つ逸材が出てくるかもしれない。そんな期待が込められた弟子・練習生たちはまさにネーミング同様、貴重な虎の子
なのかもしれない。
◆リアルジャパンプロレス主催
『ストロングスタイル ~カール・ゴッチ追悼興行~』
★仮面シューター・スーパーライダー復活!
“市街地型実戦武道”『第12回掣圏真陰流トーナメント』
9月21日(金)東京・後楽園ホール 17:30開場 18:30開始
ストロングスタイル ~カール・ゴッチ追悼興行~
【参照サイト】
- 『掣圏真陰流オフィシャルサイト』(https://homepage2.nifty.com/seikendo/)
- 『やのかつのプロレス狂時代』(https://app.blog.livedoor.jp/yanokatu64/tb.cgi/51047934)