IGF(イノキ・ゲノムフェデレーション)旗揚げ戦を率直に語るぞ!~6.29IGF両国国技館

「本当に旗揚げするのか?」、「来月6月の旗揚げなのに、5月の今頃『営業マン募集!』って遅すぎないか?」、「旗揚げ戦が即、解散興行になるんじゃないか?」等々、様々な物議を醸し出したIGF(イノキゲノムフェデレーション。以下文中表記はIGF)。今回はそのIGF旗揚げ戦について、いつもの“謎の3人組”が、両国から池袋に移動し、『アントニオ猪木酒場』にて“トーキング・プロレス”を繰り広げる!

火薬仕掛けとIGFのロゴについて

A:
今回のIGF旗揚げ戦の感想なんだけど、ちょっと拍子抜けしたなあ、オレは。
B:
それは期待しすぎたからだよ。きっと大荒れの興行に違いない、って勝手に想像を膨らませてたんだろう?
C:
ちょっと待て! オレはIGF旗揚げ戦を語る前に声を大にして言いたいことがある!!
A:
何だよ、いきなり。
C:
ヤマヨシ(山本宜久)よ! このブログを観なかったのか!! 小川を襲撃しろよっ!!!
B:
何だ、そんなことか(苦笑)。ヤマヨシがこんな零細ブログ、観るわけねえだろ! まあ、仮に観たとしても、小川を襲撃するとは到底思えないけどさ。
A:
たわけたことはこれくらいにして(小笑)。え~っとさぁ、火薬仕掛けと引き換えに座布団配布がなくなったじゃん。だからよっぽど凄え火薬仕掛けなんだろうなと思いきや、あのドカンの1発だけだったじゃん。結果的には、あの仕掛けは要らないから座布団配った方が良かったんじゃないかと思ったよ。
B:
あの火薬仕掛けだと、座布団に引火するのは至難の業だと思うんだけど(苦笑)。まあ消防法に則ってやらないといけないから、仕方ないのか。
C:
リング四方に据えられた銀色の塔があったじゃん(写真1参照)。あれなんで外向きに反り返ってたんだろね?
A:
あれは元々、"座布団バリアー"のつもりで設置してさあ、外に座布団をはじきやすいようにあんなフォルムにしたんじゃん、きっと。
B:
本当かよ(笑)!
C:
IGFのロゴ(写真2参照)はなんで赤・黒・青なんだろう。なんか意味あんのかな?
A:
「赤=動脈、黒=腫瘍、青=静脈」っていう意味だったりしてな。
B:
「黒=腫瘍」ってそれ、ガンじゃないか(苦笑)! せめて遺伝子って言えよ、イノキゲノムなんだからさ! それに「赤=動脈、青=静脈」って床屋の渦巻き看板じゃねえか、その意味はよぉ。
A:
あ、そっか(笑)。


写真1:IGFのリング


写真2:IGFのロゴ

猪木プロデュースの限界!?

A:
今回のIGF旗揚げ戦は、サクサク興行が進行して20:29に終わったんだよね、オレの時計の表示なんだけど。かつての全日本女子プロレスの興行を観てたオレとしては、このIGF旗揚げ戦は、楽だったね~。
B:
これで終わり? と思ったもんな。猪木の手がける興行にしては、妙に健康的な感じだったよね。なんか夏休みの朝のラジオ体操を終えたような清々しさがあったよ。
A:
どんな興行なんだ(苦笑)。
C:
オレは今回のIGF旗揚げ戦を観て、率直にこう思ったね。今の猪木プロデュースの限界が見えてしまったというか。
A:
猪木プロデュースの限界?
C:
そう。「いつ何時、誰の挑戦でも受けて立つ」のが猪木イズムのはずでしょ。なのに今回のIGFって「オレ、あいつとなら戦いたい」とか「オレ、あの選手とは戦いたくない」っていうのばっかでさ、猪木イズムに反してるじゃん。そういうのは猪木イズムじゃねえから、つべこべ言わずに戦えって、なぜ猪木は言わなかったのか。またそういったマッチメイクをなぜしなかったのか。
B:
確かにそれは言えてるね。小川は「カート・アングル(Kurt Angle)と戦いたい」って言ってたよね。その時点では、ブロック・レスナー(Brock Edward Lesnar)よりカート・アングル(Kurt Angle)の方が勝てそうだと小川はきっと思ってたじゃん。オレ達ファンもマット界全体もそれは何となく感じてたよね。
A:
ジョシュ・バーネット(Josh Barnett)も「安田忠夫とは戦いたくない」って言ってたし。
C:
それに「●●提供試合」っていうのも解せない。身内の戦いなんて何もIGFでやることないと思うんだよ。オレがマッチメイカーだったら、バトラーツとU-FILEを戦わせてたね。
B:
U-FILE提供試合は悪くはなかったけど、バトラーツとやってたら、どっちが勝つんだという単純な興味はより湧いただろうね。互いにU系だけど、バチバチと頑固なU魂、どっちが強いんだという。提供試合って団体交流がないから、興行の中ではそこだけブツ切りのイメージだよね。
A:
第1試合からメインまでの対戦カードをあらためてみてみるとさ、「縦の対戦」の方が魅力的に映るよね。今言った「バトラーツVS U-FILE」だったり、「ジョシュ・バーネット(Josh Barnett)VSブロック・レスナー(Brock Edward Lesnar)」、もしくは「小川直也VSジョシュ・バーネット(Josh Barnett)」とかの方が観たかったよ。
C:
かつての猪木だったらそれができたんだよ。それが"毒"なのか"政治力"っていわれるものなのかわからんけど。
B:
さすがの猪木も、今回はやや無難な道を選んだのかもしれないね。自己主張する選手ばかりの中で、猪木なら何かうまいことやってくれるんじゃないか。でもいざ蓋を開けてみたら、猪木イズム全開ではなかった。旗揚げ戦だから、やっぱり無茶はできないんだよ。
A:
オレたちファンは、やれ暴動騒ぎの興行か、とか旗揚げ前夜はヤンヤ、ヤンヤだったけど、しょっぱなからハチャメチャな興行はできないし、しちゃマズイんだよ。2回目以降の開催の是非を問われるから。
C:
そうは言っても期待しちゃうんだよな~。ハチャメチャな興行ってないかなぁ…。
A:
9月後楽園でやる佐山サトルの『掣圏真陰流』に期待するしかないね。もう道着がビリビリに裂ける戦いをね!
B:
アホかあ~(笑)!

池袋 『アントニオ猪木酒場』にて