新日本プロレスは総合格闘技チェーンを展開せよ!

先日、新日本プロレスが総合格闘技部門「NEW JAPAN FACTORY(以下文中表記はNJF)」を新設し、世界の格闘技大会にも参戦してゆく、と『レジャーニューズ』が報じた。もはやプロレス団体と言えども、強さを標榜させる団体であるならば、総合格闘技を看過できない状況なのだ。だが着手するからには仕方なくやるのではなく、常に総合マット界を食ってやるくらいの意気込みや、ビジネス魂を見せてほしいもの。今回はそうした総合マット界での戦略を、実現できるかできないかは二の次として、私なりの提案をしてみたい。

総合マット界の発展には底辺拡大が最重要課題

現在メジャー・スポーツの野球、サッカー等は、選手層が厚い。少、中、高、大学といったアマチュアがあり、その上にプロというヒエラルヒーだ。プロが高レベルで狭き門なのは、その下部に広大なアマチュアがあってこそなのだ。

しかし総合格闘技は、野球やサッカーに比べあまりにもアマチュアが少ない。最近でこそ総合格闘技をやる人も増えてはきたが、まだまだだ。やはりメジャー・スポーツの仲間入りを果たすのであれば、底辺の拡大は最重要課題なのだ。

前田日明のフランチャイズ・チェーン方式ジム運営  ~アマチュア・リングス~

過去にフランチャイズ・チェーン方式で総合格闘技の底辺拡大に真っ先に着手したのが前田日明だった。そして前田日明が軌道に乗せようとしたのが、アマチュア・リングスだ。ゆくゆくは各大学の同好会や部で活動できるような総合格闘技・リングスの普及を当時の前田日明は目指しており、実際「リングス・東大」があった。ただ惜しいことに、リングスは周知の通り活動停止になったため、前田日明の総合マット界におけるアマチュアの底辺拡大は志半ばで終わってしまった。

その後こうしたフランチャイズ・チェーン方式を見据えた底辺拡大は総合マット界に出現していない。そろそろどこかが本腰入れてやってもよさそうだ。

代々木ゼミナールと提携するメリット

もし私がフランチャイズ・チェーン方式のジム運営を手がけるならこんなふうに底辺拡大をしたい。

  1. まず代々木ゼミナールと提携する
  2. 全国の代々木ゼミナールの一室を総合格闘技ジムにする
  3. 代々木ゼミナール「サテラインゼミ」のノウハウを使って、総合格闘技の技術指導を全国のジムに放送する

別に私は、俗に言う「まわし者」ではないし、「卒業生」でもない。でも代々木ゼミナールと提携したら、総合格闘技の底辺が広がり、ビジネスとしてのメリットがあるのではないか。

まず代々木ゼミナールと提携することで、総合格闘技の競技人数を確保しやすくなりそうだ。勉学ばかりだと飽きるから、気晴らしに総合格闘技でもやるか。そう思ってやってくれたらしめたもの。代ゼミ生はジム使用料割引で、一般の人の使用も可ということにし、ジムの収益は代々木ゼミナールと折半すればいい。

2つ目は、全国の代々木ゼミナール各ジムでは、総合格闘技専門インストラクターの指導の他に、「全国共通カリキュラム」で総合格闘技テクニックの向上が図れる。中央本校ジムから8CH通信衛星、あるいは「代ゼミブロードバンドネット」のシステムを経由し、全国同時生中継で総合格闘技テクニックがマスターできるのだ。地方の人の中には、従来の練習法で果たして上達するのか疑心暗鬼だった人もいるかもしれない。でもこのシステムだと地方にいながらも、最先端の総合格闘技テクニックが習得可能になるから、かなりおいしい話になるだろう。

新日本プロレス「NJF」は総合格闘技チェーンを展開すべき!

以上、8割方夢物語の妄想を述べてきたが、もし代々木ゼミナールとの提携による総合格闘技チェーンが実現できるとしたら、資本力のあるメジャー団体しかできないと思う。そうなるとやはり業界の盟主・新日本プロレスしかないだろう。

新日本プロレスの方々、「NJF」新設の勢いをフランチャイズ・チェーンにまで広げましょう! そして強い男を量産して、総合マット界に送り出しましょう!!