エライ遅くなってゴメンネ! 新日本プロレス2.17両国国技館の観戦記続々編だ!

文:雷電(=ライディーン。当ブログ『マット界キャプチュード!』 スーパー・バイザー1号)

新日本プロレス2.17両国国技館からほぼ1ヶ月が経過。時期ハズレでゴメンナサイ。では気合いを入れ直して最終回(?)いってみます!!

第6試合 バーナード・トムコVS真壁・矢野(IWGPタッグ選手権)

この王者組、はっきり言って強いです! 昔から新日本プロレスという団体は、タッグ戦をあまり重要視していないというか、タッグチームが育ちにくい土壌なんですが、この二人は久々に現れた名コンビではないでしょうか。

そして強さという面でも自分が思うに恐らく新日本プロレスマット史上最強ではないかと。なので現在の所属選手がどんな組み合わせで挑戦しても“正面から行ったら”誰も勝てないと思います。

そこで今回選ばれたのが数少ない正式なチームで“正面から行かない”真壁・矢野というのも納得というか…。昨年の最優秀タッグの2人でもあるので。ただ1.4ではチーム3Dに敗れているし、王座交代の雰囲気は個人的には感じられなかったのですが…。

実は前日のIGF(イノキゲノムフェデレーション)にトムコが出場したことで問題が発生し、それが今回のIWGPタッグ選手権試合にかなり影響を与えたようです。自分がこの事を知ったのは試合の翌日なので、観戦中に変な先入観はなかったのですが、それでも何かギクシャクした試合だなぁというのは観ていて感じました。上手く言えないのですが『勝てそうで勝てない、負けそうで負けない』みたいな…。

思うにこの問題が政治的な影を落とし、試合の質を変えてしまったように思えてなりません。つまり選手権ではなく『公開王座剥奪試合』とでも言ったらいいのか…。間延びした印象はイコールそれだけ実力差があったということではないでしょうか?

最終的にはGBH総出で何とか勝ちましたが…。これも真壁・矢野という“人選の妙”が効いた感じですね。勝つ為なら何でもやる、みたいな。この問題はマッチメーク後に発生したと思われるので、会社的にはまさしく『結果オーライ』だったのでないかと思われます。

真壁と矢野に対しては特に何も無いです。個々の実力は認めてますので…。棚橋と異なって(微笑)。

さて問題は今後です。冒頭で述べたようにチームの少ない新日本マットのタッグ戦線をこれからどう盛り上げていくのか? 次の挑戦者はとりあえず中邑・バーナード組に決まったようですが…。一応RISE最強チームではありますが、即席な感は否めず本気度も低そうな感じです(実はもうこの試合は終わってまして、結果は無効試合だったようです)。

鍵を握るのは天山広吉か?

ここで鍵を握っている選手はズバリ! 天山広吉だと自分は思うのです!! 正式なチームが少ない新日本マット史上で『蝶天』『天コジ』と二つの名コンビに名を連ねているのは特筆モノではないでしょうか!?

実は天山はタッグ屋なんじゃないかと私は思うんですよね。問題は誰と組むかなんですが、前々回に無難な所で永田、希望は金本、と書いたのですが…。ちょっと考えが変わりまして(笑)。ここは後輩の誰かと組んで欲しいなと。

『蝶天』では子分役、『天コジ』はほぼ同格(キャリアは天山、年齢は小島が上)だったので、今度はリーダーの資質があるか見てみたいと思いまして。ここでも名コンビ誕生となれば、タッグ屋として不動の地位が築けるはずです!

まずタッグの相方として浮かんだのが中邑なんですが、今回挑戦したばかりなのでちょっと厳しいですかね…。実はこの二人、一時期組んでたんですよね。“天中殺”という二人の名を冠した合体技もあったくらいで結構いいチームだったんですが…。どんな技かは全く思い出せませんが(笑)。

後藤洋央紀が私のイチオシ!

結論を言うと、一番推したいのは後藤洋央紀です。元付き人で負傷欠場の原因を作った男ですが、これくらいのドラマがあった方がプロレス的には良いでしょう。後藤も最近は帰国後の勢いがやや落ち着いた感じがするので、もう一度勢いをつける意味で悪い話ではないと思うんですが。

天山の方も王者が真壁・矢野になったので、勝てばGBH問題の清算も出来て一石二鳥!! どうですか、お客さん? 今回で終わらせるつもりが、セミ1試合だけで前回を超える文章の長さになってしまいました。メインはまた改めて…。申し訳ないス。

プロレス技解説は『マジックキラー』だ!

長いついでに恒例の技解説。今回はバーナード・トムコの合体技『マジックキラー』です。まず相手の体の両端(頭と足)を持って神輿のように担ぎます。この時相手は下を見た状態です。

ここから頭を持った方がスイング式ネックブリーカーを仕掛け、足を持った方もそれに合わせて回転します。相手は2メートル近い高さから捻られながら落下するという…威力芸術点共に高い、このコンビの代名詞的必殺技と言えるでしょう!

今回のIWGPタッグ選手権試合でも終盤にこの『マジックキラー』が炸裂しましたが、惜しくもセコンドの本間にカットされました(しかも届かなかったのでレフリーのカウントを邪魔するという頭脳プレー!!)。よって陰のMVPは本間かもしれませんね。