9.8 IGF(イノキゲノムフェデレーション)は猪木の遺伝子ではあるが…

第2弾興行となる9.8 IGF(イノキゲノムフェデレーション)。これまた旗揚げ戦に続き、対戦カードは当日発表という、選手からすれば大迷惑な展開になるようだ。そんなIGF(イノキゲノムフェデレーション)だが、今回は前回よりさらにアントニオ猪木ワールドを実践できそうな選手を揃えたように思える。だがよくよく見ると…。

アメリカン・プロレスラーが“猪木遺伝子”のメインだった旗揚げ戦

IGF(イノキゲノムフェデレーション)旗揚げ戦のメイン「カート・アングルVSブロック・レスナー」は、激しい肉弾戦と切り返しで気迫のこもった戦いで申し分なかった。ただ1点だけ言わせてもらうなら、猪木の遺伝子と名づけられた興行において、メインが猪木の意思を受け継いだ日本人選手でなく、アメリカン・プロレス出身の選手同士の対戦であったというところに、隔世の感を思わずにはいられなかった。

ジョシュ・バーネットの師匠格、エリック・パーソンが参戦!

だが今回の9.8 IGF(イノキゲノムフェデレーション)第2弾興行の陣容は、旗揚げ戦よりさらにプロ格路線の匂いが漂う。前回に続いてケビン・ランデルマン、マーク・コールマンといったPRIDEファイターの参戦予定もさることながら、エリック・パーソンも参戦するからだ。

エリック・パーソンとは、どのような選手なのか。すでに一部のサイト、ブログで紹介済みだが、ジョシュ・バーネットの師匠格にあたる選手なのだ。14年前にシューティング(現・修斗)に参戦し、草柳和宏選手と対戦し勝利(三角絞め)。その後も修斗で活躍した。ちなみに14年前の初参戦時の修斗の興行におけるメインは、山田学(後にPANCRASEへ移籍)VSチャド・スタヘルスキーで(膝十字固めで山田学の勝利)、ちょうど修斗VS USA修斗が目玉だったのだ。

「孫」やPRIDE系が“猪木遺伝子”を実践!

エリック・パーソン以外の出場予定選手は、やはり前回に続いて田村潔司が。う~ん、「猪木の遺伝子」という興行なのに、IGF(イノキゲノムフェデレーション)は修斗やUのブランドをやはり必要とするのか。まあ、修斗やUも「猪木の遺伝子」であることには間違いない。両者とも「孫」であるからだ。

こうしてあらためてみてみると、猪木の遺伝子を受け継ぐ戦いは、「孫」やPRIDE系選手だったりで、「直系の嫡男」が「猪木の遺伝子」をしっかり受け継がないという現状が、旗揚げ戦の「カート・アングルVSブロック・レスナー」同様、時代の移り変わりを感じてしまう。