PRIDEファンを取り込め!

UFCとPRIDE(プライド)の電撃的な“同盟締結”から約2ヶ月が経過。この間、PRIDE(プライド)ライト級GPは延期になり、PRIDE(プライド)ファンのイライラは募る一方。8月にはPRIDE(プライド)が開催されるとの情報も流れているが、それまでにPRIDE(プライド)ファンのフラストレーションを解消できるかわからない。今こそPRIDE(プライド)以外の団体は、このPRIDE(プライド)ファンを救済(!?)すべく、うまく取り込むべきではないだろうか。

PRIDEファン≠総合格闘技ファン!?

以前の職場で自称格闘技好きのヤツがいた。そいつとはPRIDE(プライド)話で盛り上がった。ちょうどアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ(Antonio Nogueira)がリングスからPRIDE(プライド)に移ってきたばかりの頃だ。そいつが「コールマンを一蹴しちゃうなんてノゲイラは強いですよね」と言ったので、自分はあれ? と思い「リングスは観てなかったの?」と訊いた。そいつからは「ええ」という返事が返ってきた。

その後も自分はいろいろ訊いてみたが、結局そいつは、PRIDE(プライド)以外は観ていなくて、そいつの頭の中は「総合格闘技=PRIDE(プライド)」だった。自分はそいつにリングスも面白いよ、今はヒョードル(Fedor Emelianenko)っていうロシア人選手が強くて良いんだよ、と勧めた。そうしたら「ヒョードル(Fedor Emelianenko)なんて知らないっすよ。それにリングスってPRIDE(プライド)にどんどん選手を引き抜かれてるんすよね。それじゃあ観に行かないっすよ!」と言われてしまった。

あれから約5年以上が経過。現在のヒョードル(Fedor Emelianenko)を見て、そいつは一体どう思っているのだろうか。
まあ、とにかくPRIDE(プライド)オンリーのヤツだった。別にPRIDE(プライド)オンリーは悪いことではないけれど、厳密には総合格闘技ファンとは呼べないのではないか。そんな気がしたのだ。他の総合格闘技やプロレスも観たら楽しめるのに、と自分は思ってしまったのだ。

総合マット界はピンチをチャンスに変えるべき!

今の総合マット界は、冒頭にある通り、PRIDE(プライド)の開催延期など暗い話題が多く、ピンチの状況。しかしチャンスでもあるのだ! 前述したようなPRIDE(プライド)オンリー・ファンや、フラストレーションの溜まった宙ぶらりん状態のPRIDE(プライド)ファンを、いかに自分たちの興行に取り込むか。これが各団体の採る“旬”な行動だと考える。

ここ最近、佐山サトルの掣圏真陰流が、次回6.8後楽園大会から新道着導入を発表し、またDEEPが新機軸を打ち出したのは、まさに“旬”な行動と捉えることができよう。他団体もいざ行動へ移せ! そしてPRIDE(プライド)ファンを取り込め!