三つ巴の米国総合マット界が日本総合マット界に与える影響

スポーツ報知がスッパ抜いたことにより、総合マット界は騒がしくなってきた。それというのも、かねてから噂のあったUFCへのPRIDE(プライド)身売り話が、いよいよ現実のものとなったからだ。

総合マット界は、UFC、bodog、FEG(HERO”S)の3強時代へ突入

PRIDE(プライド)の利権や契約選手は、ほぼUFCへ移行。しかしヒョードルについては、噂どおりPRIDE(プライド)と契約更新しないことが判明。UFCの競合相手であるbodog(ボードッグ)に参戦することになった。

一方、K-1の母体とも言うべきFEGが、ProElite(プロエリート) とShowtime(ショータイム)と協力体制を確立。これにより米国総合マット界は、完全な戦国時代へと突入し、三つ巴となった。

日本総合マット界への影響は?

今回の米国総合マット界の三つ巴の件を対岸の火事と思えないのは、日本のファンであれば当然のことであろう。実際、PRIDE(プライド)絡みなのだから日本総合マット界に与える影響は大きい。PRIDE(プライド)系のDEEPは、今後日本の総合マット界でどういう勢力地図を描くのか。またbodog(ボードッグ)と提携したPANCRASEは、これまで唱えていた全方位外交を実践し続けるのか、それとも撤廃して“鎖国”するのか。FEGとは別動隊として第2次リングス旗揚げを模索する前田日明SVは、第2次リングスをどういうような位置づけをし、ワールド・ワイドに構築してゆくつもりなのか。新たな業界再編が見え隠れしてきそうだ。

前田日明の意向に任せるべき

個人的には前田日明SVの意向が、より反映される形でFEGが動いていくのが望ましいと思う。やはり総合格闘技のノウハウを一番蓄積している人間は、前田日明をおいて他にはいないのだから。

『マット界をキャプチュード!』編集部註
この原稿の執筆時点では、ヒョードルがbodog(ボードッグ)と契約したということだったが、情報が錯綜していたようで、3/28発売の東京スポーツの情報では、ヒョードルはまだPRIDE(プライド)と契約が残っている模様。