安倍政権の無責任支配 ~前田日明ゼミ in 西宮(第4回)備忘録

7ヶ月ぶりに開催された『前田日明ゼミ』。今回で第4回を数え、論客は政治学者で法政大学教授の山口二郎氏。日に日に強まる現安倍政権の横暴は、いかなる背景や過程を踏んで出来上がってきたのか。前田日明リングス総帥と山口二郎氏が鋭く斬り込む!

前田日明ゼミ in 西宮(第4回)日本の議会制民主主義の崩壊~立憲デモクラシーとは何か~ プログラム

前田日明ゼミ in 西宮(第4回)日本の議会制民主主義の崩壊~立憲デモクラシーとは何か~ 前田日明リングス総帥・山口二郎氏

■ 日時:
2016年1月16日  14:0016:30
■ 会場:
ノボテル甲子園 鳴尾(西)
■ 主催:
鹿砦社
■ 協賛:
株式会社リングス

「日本の議会制民主主義の崩壊」の流れ

いつも通りに鹿砦社・松岡利康社長のご挨拶から始まり、その後に今回の論客・政治学者の山口二郎氏が語り、休憩を挟んで後、前田日明リングス総帥と山口二郎氏の対談、そして質疑応答という流れ。

まずは山口二郎氏が、今回の『前田日明ゼミ』のテーマ「日本の議会制民主主義の崩壊」について、その崩壊過程を戦後間もない時期から遡って下記の順序で説明。

  • 日本ながらの無責任体質・無責任支配
  • 祖父・岸信介の流れを踏襲する安倍晋三
  • リベラルな動きに危機感を持った若き安倍晋三
  • 派閥弱体化で中央集権化した自民党
  • 2つの劣等感を原動力として成立した安保法制
    等々

以下は、これらの重要な部分を個別に取り上げてみたものだ。

戦後70年の現在も官民共に続いてる無責任支配

戦後日本の政治を考える時に無責任の支配、無責任の体系にどう戦うか、これをどう正していくか、ということは私達日本の政治を研究する者にとってはもう70年来の宿題だったんですね。

あらためてその無責任の支配の特徴とは[省略]1つは主観と客観の区別がつかない

どうも日本の支配者・エリート達は主観でもって全てを決める、[省略]客観をしない、[省略]足りない部分は精神主義で、要するに気合で頑張れみたいな、[省略]事実からの逃亡、[省略]架空の絵空事を前提にした政策を進めながら、どっかで誤魔化しきれなくなって大破綻、大失敗をする。

このパターンが軍国支配の良吏であり、あるいはさっきから言ってる無責任支配です。

本来あの戦争が終わると共に私達は無責任支配というものの真相を究明し、それと決別をしなければならなかったわけですが、いかんせん戦後70年無責任支配は政府だけではない、民間の大企業も含めていろんなところに浸潤してる、奥深く、染みこんでると言わざるを得ませんね。

戦後70年が経っているというのに、何十年前の無責任体質から我が国はいまだ抜け出せず、産廃業者による廃棄物横流しが起こったりしてるのだから、いまだに政治学にとって”70年来の宿題”になるわけだ。

繰り返されている! 被災者に対する日本の政治家&官僚の無責任な対応

昨年私が非常に腹が立ったこと幾つかあるんですけど、福島原発の被災者に対して「もう(放射線の)線量が下がったから、(元住んでいた所に)戻れ」という政策を始めた。

今ある予算の範囲内で救済のスキームを作って、その範囲内で救える人には、まあある程度の手当てはする、しかしそこからはみ出る人達のことは知りません、そういう政策のパターンが無責任体質ですね、[省略]これが日本の政治家や官僚の思考や行動のパターン、それが繰り返されている。

福島原発が津波で破壊され、制御不能に陥り、放射能物質を撒き散らした原因は、誰が考えても”原子力ムラ”の人間に責任がある。

でも”原子力ムラ”の人間は誰一人責任を取らない、ケツ拭かない。

さらに福島原発に近い地域は、最近小児ガンの発症も言われているのに、大丈夫戻って下さいとよく言えるものだ。

大丈夫というなら、政治家・役人がその大丈夫といっている地域に別荘を建てて住んでみるがいいと思う。

自主憲法制定論者の筆頭格・岸信介は安倍晋三の祖父

敗戦から15年位の間ってのは、戦後日本の政治体制の基本的な原理を巡る争い、戦いがありました。

一方では戦争は正しかった、自分達は間違ってなかったんだと言いたい。

従って、敗戦後占領軍が押付けた改革を元に戻す、跳ね返すということをしたい人達、(その中の1人が)安倍晋三首相のお爺さん、岸信介はその筆頭格。

安倍首相の祖父は、自主憲法制定論者の筆頭格・岸信介。

安倍首相がしきりに憲法改正を口にするのは、祖父の血を受け継いでいるからと言える。

そういった意味において安倍首相は”サラブレッド”だ。

リベラルに危機感を持った若き安倍晋三と日本会議がナショナリズムを推進

今日の安倍政権(があるのは)、やっぱり民主党政権の失敗が招き寄せた結果ですね、[省略]そこから安倍政治が始まるわけですけども、[省略]安倍政治ってなぜ猛威を振るうようになったのかって話なんですけども、これって20年前から安倍政治はスタートしているんですね。

20年前ってのは戦後50年の年でありまして、当時の自民党は社会党と連立を組んで、[省略]市民社会を強化するような様々な法律制度が整えられまして、情報公開法とかNPO法、男女共同参画、こういった部分で自民党はわりとこうモダンな、近代的なテーマに取組んだ時期なんですね。

しかしながら、そのようなリベラルでモダンな自民党に対して、右派の政治家達は大変大きな危機感を持って巻返しを始めた

その巻返しの運動の先頭に立ってきたのが安倍晋三ですよね、[省略]安倍とお友達[省略]がつるんでいろんな運動をする、歴史教科書の見直しとかね、「従軍慰安婦はいなかった」みたいな話とかね。

で同時に民間の方でも神道系の宗教団体や[省略]右派的な知識人等が集まって、’97年に日本会議っていう団体ができ、これが全国津々浦々いろんな組織的活動を展開していくわけですね。

自民党における右派的政治家の結集と民間における日本会議みたいなのは、いわば車の両輪としてナショナリズムを推進してきたわけであります。

自民党が金と権力を失って「自分探し」をした時に見つけたアイデンティティ(=存在意義)というのがナショナリズム

最も右傾化した瞬間に民主党が政権を投げ出し、安倍さんが復帰する。

安倍首相がこんな人なんだということが国民大多数に知られていたら、現在の自民党政権は生まれなかったはず。

やはり我々国民は政治に無関心ではダメで、普通に国を愛する愛国心なら良いが、安倍首相のような通常から逸脱したナショナリズムを引き寄せたのには我々国民の責任も少なからずあろう。

立憲主義ではない安倍政権

小選挙区制の導入から20年、もう(自民党内の)派閥はすっかり溶けてった、崩れてった。

今の派閥なんて昔の派閥に比べたら、こんなの本当にガチの体育会系の(テニス)部と、週に2、3回しか練習しないテニスのサークルぐらいの違い、もっと違いが大きいかもしれない、そういう違いがあるんですね。

でつまり政党(=このケースだと自民党)が中央集権化し、個々の政治家がみんなその党の幹部の顔色を伺うようになった、というのが第一。

そして昔は全方位的にそれなりに配慮をし、利益配分をした自民党ですが、今は[省略]選挙で勝ったら100%権力を持って好き放題する[省略]という体質に変わっていったということであります。

現状は[省略]多数決であらゆることを決めていい、選挙で勝って多数派を採ったら、もうそれがあらゆることを正当化するんだ、(と)いう態度なんですね。

これが立憲主義とは正反対の発想なんです。

立憲主義というのは、多数派といえども間違うことがある、だから多数派の上に安定的な憲法というルール・規範を置いて、多数派の行動に枠をかける、縛りをかける、これが立憲主義という発想なんですね。

だから今の安倍政治っていうのは、確かに選挙で勝ったっていう正当性を持っているから、民主主義の1つの形態だといわなきゃいけないんですが、決して立憲主義ではないということですね。

今の安倍政権は、山口二郎氏の言われるように、多数決で支持されているんだから、少数派の意見なんて切捨てていいんだ、という少数派切捨て、弱者切捨ての、容赦ない政権だと思う。

その上、立憲主義とは正反対であるがゆえに、憲法を軽んじ、またその憲法自体を自分達の都合のいい憲法に改正しようと企んでいる。

次回の『前田日明ゼミ』の論客である木村草太氏は、そうした安倍首相について「犯罪者が刑法を改正しろと言っているようなもの」と苦言を呈しているほどだ。

安保法制成立の原動力は2つの劣等感

安保法制を進めた本当の原動力は、客観的必要性ではなくて、2つの劣等感です。

1つは外務官僚の劣等感

湾岸戦争の時に「日本は金だけ出して、血や汗は流さない」ってあちこちから非難された[省略]、今度は海外で軍隊(=自衛隊)を動かして、血も汗も流す、それによって国際的な影響力を持ちたいという外務官僚の思惑があるということが(まず)1つです。

もう1つは安倍首相個人の劣等感ですね。

「祖父・岸信介を越えたい」(という)個人的な思いです。

「祖父・岸信介を越えたい」という自己実現のために、我々国民を巻込むのかと。

それにしても、安倍首相のやろうとしてることは、「軍隊でない」自衛隊に実績を積ませ、各国にその実績を認めさせ、正式な軍隊としての既成事実を作り上げることなのかなと。

これに関連する話は、後述の前田日明リングス総帥の話にも出てくるので、そちらもご覧頂きたい。

ジワジワとやってくる自由&民主主義の破壊

今年は本当に戦いです、安倍政治による仕上げの段階にきてる。

要するに自由や民主主義の破壊っていうのは、潮が満ちてくるみたいにジワジワと進んでいくんですね。

ある日突然ガラッと権力が凶暴になって、[省略]特高警察や憲兵みたいなものが出てきて、市民を制圧するということじゃないんですよ。

一見普段の生活が続いていく中で、1つ1つ自由が制約されていく、あるいは批判的な声や批判的な運動が消えていく(というものなんです)。

『NEWS23』(TBS系)の岸井アンカー、『報道ステーション』(テレビ朝日系)の古舘キャスター、それから『クローズアップ現代』(NHK)の国谷キャスターが、時同じくして降板する。

これらの番組は、やはり政治、政府に対して批判的であるということで、政府与党から陰に陽に圧力があったことは事実です。

次第に息苦しい世の中に変貌してるなという閉塞感は確かにある。

これまた山口二郎氏の言われる通り、少しづつというのがミソで、気づいたらあれはダメ、これもダメ、それは全部ダメ、ということになりかねない。

そうさせないためにも今こそしっかり安倍政権に言っていかなきゃいけないのだ。

真面目に投票しないと、政治は変わらない

やっぱり投票に行かなきゃ話になんないということです。

安倍政治が本当に良いかどうかしっかり考えて、真面目に投票する、そうしたら絶対に選挙の結果が変わってきます。

「どうせ投票しても何も変わらないさ」とか「俺の1票なんてなくても平気だろう」というのでは、安倍政権の専制をどんどん押上げてしまう。

やはり世の中を変えるためには、まずは選挙で投票しないと始まらないのだ。

政治に無関心が最もいけない。

戦後の歴代総理から安倍政権まで続くアメリカへの隷従政治

ここからは前田日明リングス総帥の語られた部分。

特にもう小泉さんの頃からですね、いろんな急速にグローバル・スタンダードの名の下に、日本的な、美的文化がですね、(例えば)人が人を助けよう(とかを)根こそぎ壊してってるという。

アメリカの唱えるグローバル・スタンダードとは、結局強者が勝つルールを弱者にも強いるものであり、アメリカの言いなりになるものだ。

自分自身はですね、安保法案っていうのは、賛成も反対もないんです、正直言うと。

あくまで日本人の運命は、日本人が決めるべきであって、[省略]安倍政権でやってるいろんな施策、政策ってのはですね、[省略]アメリカにとって”お利口さん”なんですね。

長期政権やりたい人は、アメリカに睨まれるとできないんです。

それをどんどん辿っていくとですね、[省略]アメリカはですね、(サンフランシスコ講和条約に)国際法上決められてサインした通りにやっているだけの話で、日本が、特に吉田茂さんがそれ(=サンフランシスコ講和条約)に乗っかってやると、長期政権になって美味しい[省略]っていうシステムが今までず~っと自民党が引き継いでですね、代々代々(の総理大臣がやってきた)。

そこから脱却して、真の意味でアメリカから(日本は)独立して政治をやる、政治システムを総合的に、俯瞰的にやるっていうことを(歴代の総理大臣達は)誰も努力しなかったんですね、それに対して。

アメリカに怒られると、(田中)角栄さんだとか、橋本(龍太郎)さんみたいにですね、なんかちょっと訳のわからん死に方したりですね、病気になったりとかする。

またこういうこと言うと、前田は陰謀論(を言ってる)とかマンガみたいな話(を言ってる)と(世間は)言うんですけど、そんなね、インテリジェンスっていう中では当たり前の話でね。

自分は何が問題かっていうとですね、日本側の政治家が、いつそこ(=アメリカへの隷従、アメリカの”保護国”)を”卒業”したのっていうね、足跡が見えないんですね。

歴代の日本の政権が、アメリカの言いなりになっているから、自発的に動いて日本の政治を良くしようという気概が欠けたんだと思われる。

自衛になっていない現行の有事対応

自衛隊の観艦式に行ったんですよね。

安倍さんがですね、首相訓示で、艦隊内放送で言ってる話、自分はちょっと驚いたんですよ。

何かと言うとですね、ある時スクランブルに行った(航空自衛隊の戦闘)機が「侵入機発見!」って行ったのが、帰ってこなかったと。

[省略](航空自衛隊の)スクランブル機が行って、帰ってこなかったってなったら、これは(他国に)撃墜されたしかないんですよ、はっきり言って。

で日本の(航空自衛隊の)場合は、2機1ペアで(スクランブルに)行きますから、[省略]敵機がこうあって(=ここにあったとして)、(日本の航空自衛隊戦闘機)1機が(敵機の前を飛んで)、もう1機が(敵機の)後ろを飛ぶんですね、(敵機を前後から航空自衛隊の戦闘機が)挟むんですよね、撃ってくれと言わんばかりに(航空自衛隊戦闘機の1機は敵機の前を飛ぶんですよ)。

こんなバカなこと(航空自衛隊は)やってるんですよね。

自分は驚いて、いつの話だと思って、[省略]航空自衛隊楽奏隊の人に「これ、いつの話なんですか? さっき安倍首相が艦隊の訓示で言ったスクランブル機が戻ってこなかったっていうのは」って言ったら、その人が[省略]「3年前(=2012年)の話です」。

「えー! 3年前(=2012年)の話ですか!! [省略]尖閣諸島を国有化した野田首相の民主党政権の時代ですよね。(航空自衛隊のスクランブル機が消息を絶った)場所はどこなんですか?」(と前田日明リングス総帥)。

「沖縄です」(と航空自衛隊楽奏隊の方)。

ついこの間、自分はT医大に[省略]行った時に、そこの先生と雑談しながら、そのスクランブル機(の未帰還)の話になって、「そんなの聞いたことあります?」(と先生に訊いたんですね)。

(T医大の先生曰く)「そんなの昔っから知ってるよ、[省略]外に(航空自衛隊のスクランブル機未帰還のニュースは)出せないんだよ」。

ほんで今回安保法制でいろいろやるのはいいんですけど、実際の現場(=戦闘地域、戦場)対応の話は何も決まってないんですよね。

実際に相手(=敵)がどうしてきたら、撃ってもいいよとか。

(今のままだと敵からの)第1撃で、近代兵器は優秀ですから、(味方は)全滅しちゃうんですよ。

自衛って(いうことを)やるんだったら、ちゃんとね自衛の方法を、警告射撃なりなんなり、やるような手順を踏んで(、策定しないと)

現場で適用される自衛隊法って本当にね、(戦闘地域に)行ったら、自衛隊の人は死ぬしかないなっていうようなね話がいっぱいあるんですよね。

でも安倍さん、そこまで考えがなく、とにかく何かあったら、アメリカから言われたことだけ大急ぎでやってる。

自衛隊の現場でもね、(敵への対応や戦闘地域での対応に)困ってるんですよ。

自衛とは、その名の通り自らを衛ることでなければならない。

でも現実には、日本の自衛隊に課せられた有事対応は、先に敵を攻撃してはならない「専守防衛」なので、まず敵から攻撃されてから初めて攻撃できるというもの。

そのため、自衛なのに”生け贄”が必要という矛盾が生じるのだ。

前田日明リングス総帥が言われている通り、現代戦は、最新兵器なので第1撃を放った方が勝ち、それはすなわち先制攻撃した側が生命を維持できるということだ。

なので実際の戦闘では、今の自衛隊の対応だと命が幾つあっても足りないのだ。

なのに安倍首相は、自衛隊の現場対応を決めずに安保法制を通したのは無責任極まりない!

これでは全然「自衛」になっていない。

そこの辺りをほったらかしたままで安保法制だ、なんだと安倍首相が言ってもダメだってことだ。

東京オリンピックでのテロを想定しつつ、テロを逆手にとるつもりの安倍政権

IS(イスラミック・ステート)に関しては、たぶん彼らが国際的に本当に効果的にですね、自分達の存在を知らしめる有効なことをするっていったら何かっていうとですね、東京オリンピック(に合わせたテロ)ですよね。

(海外から)銃器を持ってきて、(テロで)暴れられたら、(日本の)警察は絶対に対応できないですよ。

で(もし)その時に(なったら)安倍さんは「非常事態宣言」で(テロ鎮圧のために)自衛隊を出して、(テロを鎮圧し、)「だから(日本の自衛隊は)良かったでしょ?」みたいなことをたぶんやろうと思ってるよね。

本当にテロ対策をやるんだったら、警察の銃規定、銃使用規定を改定して対応するっていうのをやらなければならないんですけど、たぶん安倍さんはね、そこ(=テロを鎮圧するのに自衛隊を投入すること)まで”絵”を描いて、もっとやりやすくしようと思ってるから。

(そういう意味で)東京オリンピックってのは(テロ勃発の可能性を否定できなくて)恐いなぁと。

「自衛隊に実績を積ませる」ことで既成事実を作り上げ、憲法上軍隊ではない自衛隊を世界に対し、実質的な軍隊としてその実力を認めさせるのが、安倍首相の狙いなのではないかと前述した。

その既成事実を作り上げるための格好の舞台の1つが、東京オリンピックなのではないかということだ。

「肉を斬らせて骨を断つ」という格言が適切なのかはわからないが、安倍首相の頭には、そうしたことも想定されていてもおかしくはない。

若い世代を育て、結集し、政治に参加していくのが重要

やっぱり日本は[省略]なんかこう突出した意見だとか突出した考えだとか、そういうものをなんか言えないだとか、なんかそういう風土っていうのが(あって)、まあ自分ら(大人)のせいでもありましたけど。

当時の自分らが影響されたいろんな物語は、[省略]反権力がカッコいいみたいな感じで、[省略](今は)そういうのが大分薄められてる感じなんですけど。

今は挫折感によって空気を読むっていうのが必要だみたいなね、若者の大事な突出感ていうか、煌めきっていうか、(そういったものが)抑えつけられている感じがするんですよね。

だからメディアにしろなんにしろ、そういう次世代を育てる、次世代を作り上げるっていうのは、やっぱり考えてほしいって思いますし。

やっぱり政治ってのは、1人じゃ何もできないんですよね、[省略]政治は数が必要で、数が揃うと力になるんですよね。

そういうのを年上の人間が、(若い世代の人達に)教えて、まとめてっていうのをやっていくっていうのは大事ですよね、だから山口先生が言ってるようなSEALDs(シールズ)みたいなね、凄いこれからの力になると思いますね。

で彼らにいろんな物の観方ですね、いろんな状況、情報をね、正しいことを教えてあげる(べき)。

日本のニュースってダメなんですよ、4大紙(=読売、毎日、産経、朝日)を始め。

もう外電のねコピー&ペーストですよ。

だから4大紙どれを見ても全く同じですよ。

でも今ね、素晴らしいことにね、外電を日本語で翻訳してくれるサイトがあるんですよね。

そこをね、観てるだけでもね、日本語で流れてるニュースの伝えられなかった部分がわかって、もっと体系的に大きく観られるんじゃないですかね。

(若い世代の人達は)広く見識を持つ(のが重要です)。

「若気の至り」、「若さだけで突っ走った」、「若くて生きのいい」、等々、若さにはエネルギッシュなイメージが伴い、また実際若いということはそれだけでかなりのパワーなのだが、最近の若い世代は、これまた前田日明リングス総帥が言われる通り、尖った部分が鳴りを潜め、大人しい感があるのは否めない。

でもやはり若い世代の人達に頑張ってもらわねば、ということなのだ、老獪な狸親父ばかりが仕切る政治なんてのは未来がないのだから。

左から鹿砦社 松岡利康代表取締役社長、山口二郎氏、前田日明リングス総帥 『前田日明ゼミ in 西宮(第4回)日本の議会制民主主義の崩壊~立憲デモクラシーとは何か~』

左から鹿砦社 松岡利康代表取締役社長、山口二郎氏、前田日明リングス総帥 『前田日明ゼミ in 西宮(第4回)日本の議会制民主主義の崩壊~立憲デモクラシーとは何か~』

前田日明リングス総帥 『前田日明ゼミ in 西宮(第4回)日本の議会制民主主義の崩壊~立憲デモクラシーとは何か~』

前田日明リングス総帥 『前田日明ゼミ in 西宮(第4回)日本の議会制民主主義の崩壊~立憲デモクラシーとは何か~』