前田日明、危機感露わ! 「憲法改正は、中国に戦端の口実を与えかねない!!」

TOKYO MXテレビ『ニッポン・ダンディ』出演時の前田日明

ちょうど自分が、モーニング娘。ライブ・ビューイングを観てた5月21日。

同日21時からのTOKYO MXテレビ『ニッポン・ダンディ』に前田日明リングス総帥が”ゲスト・ダンディ”として出演。

日本の現状を憂う前田日明リングス総帥は、国連憲章を十分に分析した上で、独自の視点による提言を言い放った!

司会:町亜聖火曜日レギュラー:ダイアモンド☆ユカイゲスト:西村賢太(芥川賞作家)ゲスト・ダンディ:前田日明リングス総帥

憲法改正・戦力保持は、サンフランシスコ講和条約 & 国連憲章違反で、”懲罰”対象!

前田
「あのう、安倍さん(=安倍総理)がですね、よく言う”戦後レジームからの脱却”で、そのメインとしてですね、憲法9条の改正と言ってますけど、日本の立場っていうのを日本の国民全体がわかってないですね。例えばですね、サンフランシスコ講和条約にはですね、日本は勝手に軍隊だとか戦力だとかを(保持)すると、懲罰規定があるよと。それはどういうことかというと、(国際連合に)加盟している連合国側が、いつでも(日本に対して懲罰を)やっちゃっていいよ、というやつですね。」

※戦後レジームとは…レジームはフランス語で「体制」の意味。すなわち「戦後レジーム」とは、敗戦後の日本政府の国体・法制度を指す。安倍総理は、脱却すべき体制として「戦後レジーム」という言葉を使用している。

「サンフランシスコ(講和)条約には?」
前田
「(そういう条文が)あるんですね。あと国連の憲章の中にもですね、例えば51条ってやつにですね、でこれがあるんで…。」

※国連憲章とは…国連の目的や原則、国際紛争の解決方式などを定めた、いわゆる憲法ともいうべき条約。「武力威嚇の禁止」「侵略等に国連がとり得る措置」「国家の自衛権」などがとりわけ重要。

国連憲章51条のフリップを出して)「まずこちらですね、はい。」

第51条〔自衛権〕この憲章のいかなる規定も、国際連合加盟国に対して武力攻撃が発生した場合には、安全保障理事会が国際の平和及び安全の維持に必要な措置をとるまでの間、個別的又は集団的自衛の固有の権利を害するものではない。この自衛権の行使に当って加盟国がとった措置は、直ちに安全保障理事会に報告しなければならない。また、この措置は、安全保障理事会が国際の平和及び安全の維持又は回復のために必要と認める行動をいつでもとるこの憲章に基く権能及び責任に対しては、いかなる影響も及ぼすものではない。

前田
「(国際連合)加盟国がですね、もし外敵かなんかに襲われたりとかした場合は、『ちょっと待ってね、国連に(対し、外敵に襲われたことを)言うんだよ、言いに来てね。で、(国連に言うのが)間に合わない時は、自分(=自国)で防衛してね』って(国連憲章は)言うんですけど、日本には(そうした国際連合加盟国と同じ待遇が)ないんですよね。日本は、もうそんなこと(=間に合わない時は自国で防衛すること)勝手にやっちゃダメだ(ということになってる)。」
「というのはなぜか?」
前田
「それはなぜかというのは『敵国条項』というのが、第2次世界大戦の頃の『敵国条項』に(日本は)入っている(=適用される)から。」(国連憲章53条のフリップを出して)
「(国連憲章の)53条なんですね?」

第53条〔強制行動〕1 安全保障理事会は、その権威の下における強制行動のために、適当な場合には、前記の地域的取極又は地域的機関を利用する。但し、いかなる強制行動も、安全保障理事会の許可がなければ、地域的取極に基いて又は地域的機関によってとられてはならない。もっとも、本条2に定める敵国のいずれかに対する措置で、第107条に従って規定されるもの又はこの敵国における侵略政策の再現に備える地域的取極において規定されるものは、関係政府の要請に基いてこの機構がこの敵国による新たな侵略を防止する責任を負うときまで例外とする。2 本条1で用いる敵国という語は、第二次世界戦争中にこの憲章のいずれかの署名国の敵国であった国に適用される。

前田
「はい。で…。」
「こちら(=国連憲章53条のフリップ)が敵国に日本が…。」
前田
「入っている(=適用されている)ということですね。それであの、第2次世界大戦の時の連合国側と枢軸国側があるんですね、まだ…。」
ユカイ
「戦争を?」
前田
「(戦争を)やってるんですよ。」
「(ダイヤモンド☆)ユカイさん、ここ(=国連憲章53条のフリップ)に書いてある。」
(国連憲章53条のフリップをペンで指しながら)「”第2次世界大戦中にこの憲章のいずれかの署名国の敵国であった国に適用される。”ということで、この(”第2次世界大戦中にこの憲章のいずれかの署名国の敵国”の)中に、だからイタリア、ドイツ、ニッポンっていうのが含まれてきますね。」
前田
「で、あのう”95年にドイツと日本で『敵国条項』を(日本とドイツから)外してくれと(いう提言を)やった(時の)国連が採決して、じゃあ(国際連合加盟国の)各国の皆さんで自国に持ち帰って、(日本とドイツを『敵国条項』から外すことを)決議して、でまた(国際連合の議会に)持ってきれくれと。それで(日本とドイツを『敵国条項』から外すことに)変えましょう、って(国際連合での会議では)言ってたんですけど、どこの国も(自国の)国会で(日本とドイツを『敵国条項』から外すことについての決議を)やんなかったんですね。だからもう(日本とドイツを『敵国条項』から外すことについては)”放置プレイ”状態。」
「でもこの(今の)時代で、この”敵国”という言葉が、(国連憲章に)明記されてること自体が時代遅れというか。」
前田
「そうですね。」
「ですよね? この(国連憲章の)文面自体が、もうねえ、なさない(=適さない)というか。」
前田
「だから今の尖閣(諸島)だとか、竹島だとか、この問題をそのままにして、例えば憲法9条を改正しました、日本は軍隊を持ちました、日本は(軍隊を)持ってもいいよ、(日本は)戦争をしてもいいよ、ってなった時に、『(日本は、サンフランシスコ)講和条約違反じゃないか、(日本は)国連憲章違反じゃないか!』って言って、中国とか韓国が、日本に戦端をしかける口実ができるんですね。それでもこっち(=日本)は、(サンフランシスコ講和条約違反や国連憲章違反という批判に対し)何も言えないですよ。」
「で中国が最近でも、この(敵国)条項を意識してか、国連憲章みたいなのを国連の場で言ったりしてるんですよね。だからまあ、たぶんこれ(=敵国条項)を意識してるんだと思うんですが。」
前田
「それ(=憲法9条改正による国防軍の保持、自衛のための戦争は、サンフランシスコ講和条約違反や国連憲章違反となること)が、日本のマスコミは誰も伝えないし、誰も問題にしないし。(現行憲法は)おかしいな、憲法9条だけ改正してですね、良かったな、んでなんか手足縛ってたのがほどけた、さあ行くぞと思ったら、首輪(=サンフランシスコ講和条約違反、国連憲章違反、敵国条項抵触)がついてました(というのがオチだ)。」

前田日明の提言1「国連脱退(大日本帝国として)」、提言2「国連再加盟(日本国として)」

「そんな中で前田さんの提言をお願いしたいと思うんですけども。」
前田
「こういう今の状況を打破するためにね、やるべきことは、っていうか」(と言ってフリップを取り出す。)
「まず、これ(=フリップ)ですね、まず。」
前田
「『国連脱退(大日本帝国として)』。」(とフリップをドン、と出す。)

TOKYO MXテレビ『ニッポン・ダンディ』出演時の前田日明

「ちょっとこれはぁ、ちょっといきなり過ぎないんですか、国連脱退したら。」
前田
「なんでかというとですね、あのう、日本の国の国民はですね、日本というのは戦後、民主政治になって、新しい”新日本”になったと思ってるんですけど、海外の人から言わせると、『(戦前の軍国主義の時代と同じで)天皇がいるじゃないか、官僚そのままじゃないか、政治家も全然明治以降、そのまま”薩長閥”そのままじゃないか』。何も(国家体制や官僚組織等が)変わっていないんです。だからまあ、(連合国側からしたら、また日本の暴発が)心配だから、やっぱこういうサンフランシスコ講和条約だとか、国連憲章だとか(が日本に対して)要るんですよ。だから(国連を)脱退する時にですね、前もって『(国連に)再加盟する時に、ちゃんとお金(=国連負担金)も出しますから』(と世界に対しアピールしておくべき)。」
「しかも『(国連)脱退』は、”大日本帝国”として『(国連)脱退』というところがポイントですね。」
前田
「はい。」
「で、『(国連)脱退』して…。」
前田
「で、こうですね。」(ともう1枚フリップを取り出し、)『(国連)再加盟』。で『(国連)再加盟』する時に、”日本国”として、”新生日本国”として『(国連)再加盟』しますよ。だからサンフランシスコ講和条約、あとはあのう日米安保もこれ、全部チャラですよ、って(宣言する)。」

TOKYO MXテレビ『ニッポン・ダンディ』出演時の前田日明

アメリカの『コマンド・コントロール』下の自衛隊

前田
「でね、日米安保の中にはね、怖い話もあってね、『コマンド・コントロール』というのを米軍が持つ、ってなってるんですけど、日本の翻訳ではね、”指揮権”ってなってるんですけどね、で本当はね、(『コマンド・コントロール』とは)兵器のことを言ってた。」
ユカイ
「へ~!」
前田
「今のね、最新の兵器、例えばイージス・システムだとか、F15●●(←聞き取れなかった)システムだとか、全部コンピュータ(での制御管理)なのね。で、それはね、日本の三菱(=三菱重工業株式会社)とかも造ってるんですけど、一番肝心なところは、ブラックボックスが(アメリカから)送られてきて、それをパチっと(国産兵器に)填めるだけなんですね。だからその分で、たぶんね、日本が”お痛”をした時に、米軍がどっかボタンをピッと(遠隔操作で)押したら、(ブラックボックス搭載兵器が)動かなくなるんで。ってことを(アメリカは日本の自衛隊に対し)やってると思うんですよね。」
一同
「へ~!」
前田
「あとね、もっと面白いとこではね、日本の自衛隊員が持っている機関銃とかあるでしょ。で、サバゲー、サバイバルゲームをやっている、ほらスコープつけるやつ。自衛隊員の(機関銃)にはスコープついてないんですよ。」
一同
「え~!」
「スコープついてなければ、(標的を)狙えないんじゃないですか?」
前田
「だから各国の軍隊が集まった時に、射撃大会とかだと(日本は)ビリから2番目だよね。侵略の武器だから、と言ってスコープ付けない。そんなバカなこと(日本の自衛隊は)やってる。」
ユカイ
「(機関銃にスコープを付けていないのは)反則じゃないの、ね~!」
「でも安倍さん(=安倍総理)は、主権回復の日なんて言って、ねぇ、式典やりましたけども、そんな場合じゃないですねぇ、まだやらなきゃいけないことが…。」
前田
「いっぱいありますよ、はい。」
「はい、わかりました、勉強になりました。」

以上が、TOKYO MXテレビ『ニッポン・ダンディ』での前田日明リングス総帥の提言だが、さすが踏み込んだ内容だ。

中国による脅威が、日増しに強まる昨今、現行憲法のあり方では、自衛隊の運用や国防において様々な矛盾が生じている。

そこでかねてから浮上してるのが、憲法改正である。

憲法第9条第1項「戦争の放棄」、憲法第9条第2項前段の「戦力の不保持」、憲法第9条第2項後段の「交戦権の否認」を改正し、自衛隊を国防軍に昇格させる。

そして前述の様々な矛盾を解消し、外敵から護ろうというものだ。

だが、前田日明リングス総帥が語っていたように、憲法を改正し、”正式な軍隊”として昇格させたなら、「サンフランシスコ講和条約」や「国連憲章」に抵触し、日本は反省の色なく、再軍備して暴れ出すとみなされ、連合国側からの”懲罰”を受けることになりかねない。

もちろんその”懲罰”は、鉄拳制裁のレベルで済むハズもなく、国家間のことであるから、当然のことながら我が国に対する軍事介入や軍事攻撃を意味するのは言うまでもない。

憲法改正の機運が高まり、ついに憲法改正を実現できた、これで矛盾なく自国を護れるぞ、という筋道ができるかと思いきや、それを実際にやったとしたら、ますます中国に交戦の口実を与えかねないとは。

一体我が国はいかにすれば、この難局を打開できるのか、真剣にかつ迅速に議論し、対応していく必要があると思う。