獰猛になれ!タイガーシャーク!! ~6.8リアルジャパン・掣圏真陰流~

今回よりスーツ型道着から新道着へと様変わりした掣圏真陰流。そして初代タイガーマスク、2代目スーパータイガーに続き、第3の虎、タイガーシャークがデビューしたリアルジャパン・プロレス。1興行で2つの話題をマット界に振り撒いた今大会を、いつもの謎の3人がぶった斬る(!?)。

掣圏真陰流の伝統的武道への回帰は進化なのか?

A:
掣圏真陰流の新道着はどんな感じなんかな~と思ったら、合気道のような道着だったね。丈夫だったし(微笑)。
B:
試合の時は、足元が邪魔にならないようにたくし上げてたよね。
C:
選手がリングインの際、刀を手に持ってたけど、あれは必要なのかな?
A:
どうなんだろうね。別に刀を手にしてリングインしてもいいんだけど、結局刀はセコンドに渡して、次にその場でグローブ着用でしょ。控え室でのグローブの着用は認められない規定に変わったから、ああいう段取りなんだろうけど、「和」から「洋」の着替わりを見せつけられてるような気がしたよ。
B:
掣圏真陰流は伝統的武道への回帰をしているんだな、というのはわかるんだけど、確かになんか「和洋折衷」っぽい感じはした。試合開始はゴングだし。和太鼓で始まると良かったかもね。
C:
それだとかつての骨法だよ。まあ、試合開始のことはとりあえず置いといて。その伝統的武道への回帰ってどうなんだろう。これまでのスーツ型道着と市街地実戦型コンセプトは、相性バツグンだっただけに、なんであの進化したビジュアルを変えるんだ、と思ったよ。
B:
佐山サトルの頭の中では、当然「伝統的武道への回帰=進化」であり、退化ではないんだろうけど、我々一部のファンからすれば今でも「スーツ型道着=進化」なわけじゃん。
A:
武道というものを現代の市街地に特化させた市街地実戦型コンセプトは、ある意味、特許もんだよね。斬新だったもん。
B:
進化したものを伝統的なものにする、というのはもったいないな、と正直オレは思ったね。なんか外観が、従来の「その他大勢の武道」になっちゃって、せっかくの見た目の個性が埋没しちゃったような。
C:
でも佐山サトルが言ったように、対世界ということを考えたら、いかに日本らしさを出すかが重要なんであって、基本的には戦いそのもののコンセプトやテクニックは不変だからこれで良し、って結論なんだよ、きっと。
A:
スーツ型道着から一歩前進ということで、進化という解釈になるんだろうね。まあ、今後いろいろ練られていくわけか。

タイガーシャークはタッグよりシングル向き!?

A:
“第3の虎”タイガーシャークのデビュー戦がタッグマッチだったんだけど、結果的にはシングルマッチの方が良かったかな、という気がしたんだよ、オレ。
B:
デビュー戦だから変な試合を見せるわけにもいかない。そうなると先輩レスラーがサポートできるタッグマッチが無難、と思ったんじゃないかな。
C:
試合開始早々、折原とHi69が場外乱闘になったじゃん。あの客席での大暴れにホールの観客の目はいってしまって、リング上の“2匹の虎”がやや霞んで見えた部分があったよね。
A:
でもオレはちゃんとその“2匹”を観てたよ! タックルをがぶってバックに回り、関節を取りに行く展開をきっちりやってたんだよね。いわゆるU系の動きってやつ。
B:
ああ、オレも観てた。スパー(スパーリング)的な動きで、2代目スーパータイガーとタイガーシャーク、結構やるじゃん、って思ったよ。
C:
そうだったんだ。オレ、場外の折原とHi69に集中してたからさ。
A:
あの2代目スーパータイガーとタイガーシャークの攻防を観たら、この組み合わせでシングルやれば良かったんじゃないかな、と。
B:
あとね、タッグよりシングルって思ったのは他にも理由があってね。折原とタイガーシャークの連携が若干ぎくしゃくしてたんだよ。デビュー戦だからタイガーシャークを責めるわけにはいかないけど、もっとガンガンいって獰猛な虎になってほしかったね。
C:
ああ、確かにそんな場面があったね。あれを観てプロレスって簡単なものじゃないな、とあらためてオレは思ったよ。

2代目スーパータイガー、タイガーシャークに続け、虎戦士の増殖!?

B:
こういうと手厳しい言葉になってしまうんだけど、前回デビューした2代目スーパータイガーと、今回デビューしたタイガーシャーク。両者は今後もさらに上積みが見込める成長株なのは間違いない。でもその発展途上の選手に、期待値の高い虎の仮面をかぶせるのはどうなんだろう?
C:
選手として完成してから虎の仮面をかぶせるのも有りだけど、オレは発展途上の選手に虎の仮面をかぶせるのも有りだと思うよ。成長する姿を観られるじゃん。ついにここまで巧くなったか、強くなったか、って。後々にさあ、「オレ、デビューからずっと観て応援してるんだぜ!」って言いたいし(笑)。
A:
オレも同感。それに虎戦士が“1匹”でも余計にいた方が、テレビ映えするじゃん。ちょうどリアルジャパン・プロレス・掣圏真陰流のCS中継は『ハッピー241チャンネル』に移って、400万世帯が観てることだし。
B:
しばらくは期間を決めて、“2匹”の成長を見守るしかないかな。
C:
いや今後、もっと虎戦士が出現して“2匹”どころじゃなく、“3匹”、“4匹”と増えていくかもよ! 「タイガードルフィン」とか「タイガーライオン」とかさあ。
B:
意味わかんね~よ!