ウルトラマンはマット界とリンクしている!?

文:雷電(=ライディーン。当ブログ『マット界をキャプチュード!』 スーパー・バイザー1号)

自分はプロレスファンであると同時に特撮ファンでもあります。
先日都内某所で開催中の『ウルトラマンフェスティバル』(以下ウルフェス)に行って参りました。そこで思った事がありまして…。
ウルトラマンって実は“プロレスラー”なんじゃないかと!

ウルトラマン=プロレスラー!?

子供の頃誰もが一度は疑問に思ったのではないでしょうか…。
「なぜウルトラマンは、必殺技ですぐ怪獣を倒さないのだろう? すぐ必殺技を繰り出せば、街が破壊されずに済むのに…」

自分はこの疑問を父親にぶつけました。すると父親はこう答えました…。
「いきなり大技を出しても避けられるに決まっているだろ?! 相手にダメージを与えてからでなきゃ必殺技なんて決まらないんだ!!」

実は自分の父親もプロレスファンなんですが、この答えは…。まさに“プロレス”ではないでしょうか? そしてウルトラマンは“プロレスラー”なのではないでしょうか?

1.ウルトラマンは常に3分一本勝負!

ご存知のように地球上のウルトラマンには、常に3分という活動リミットが設定されています。当時は「どうやって3分以内に倒すのか?」とタイムアタック的な見方をしていましたが、今見直してみると…。短時間でというよりは「相手の良さを引き出しつつ、いかに時間ギリギリで倒すか?」という3分一本勝負の“プロレス”的な戦い方をしていたように思えてならないのです!

2.ウルトラマンの技もプロレスチック!?

昔の怪獣図鑑を紐解いて見ると、実際にテレビで観た憶えはないのですが『ウルトラ岩石落とし』などという技(=バックドロップ?)も載っています。それはさておき、肉弾戦におけるウルトラマンの使う技、というかムーヴは、実にプロレスチックというか…。“プロレス”そのものだったように思います。

3.ウルトラマンのファイトスタイル=プロ格のトレンド!?

ウルトラマンのファイトスタイルも時代と共に変化しています。昭和のウルトラマン達はチョップ(袈裟斬り、逆水平、脳天唐竹割り等)を多用していたように思います…。これは紛れもなく力道山時代の流れを汲んだものでしょう。

これが平成のウルトラマン・ティガあたりになると本格的なキックが主体となり(正道会館が技術指導)、これにスープレックスや関節技を織り混ぜる…。さながらU系とも言うべきスタイルに変貌を遂げています。これはもうマット界の流行とリンクしているとしか思えません!

そしてウルフェスでのライブステージ(いわゆるヒーローショー)に至ってはパウンド攻撃、チョークスリーパーなど総合系の動きまで!! そしてフィニッシュは何と怪獣相手にマウントから腕ひしぎ逆十字!?…自分にとってはかなりの衝撃でしたが、子供達の目にこの決着はどう映ったのか? 気になる所です。

他にもルチャの高等技術コルパタを繰り出すウルトラマンもいたり…。やっぱり地球の格闘技を研究しているのでしょうか? 内山まもるが描く漫画『ザ・ウルトラマン』の中では、『光の国』には道場があり、地球から戻ったウルトラマンが師範を務めている、という設定があるので有り得そうな話ですが。

プロレス復興のヒントはウルトラマンか!?

夏休み中という事もありますが、平日にもかかわらずウルフェス会場は親子連れで大盛況でした! プロレスの会場もこんな風にならないものかとふと思いました…。が、実はプロレス復興のヒントはウルトラマンに隠されているような気がするのです! それはまたの機会に。